騎士と魔女の養い子|秋山みち花 絵師:北沢きょう
騎士と魔女の養い子 (キャラ文庫) 秋山みち花 絵師:北沢きょう |
お気に入り:
挿絵:
【あらすじ】魔物が跋扈する瘴気の谷で、戦いの末に瀕死の重傷を負ってしまった!! 死を覚悟した王国随一の騎士ルドヴィーク。そ んな彼を助けたのは、少女のごとき美貌の少年エレ。儚げな外見とは裏腹に、魔物を恐れず、貴族にしか使えない強力な回復魔法を駆使する姿にルドヴィークは驚愕!! 「『創世の魔女』が棲むというこの谷に、なぜ独りで住んでいるんだ!?」絶大な力を隠し持つエレに疑問を持つが!?
【感想】
魔法を使える王国のお話でした。しかも受は万能!なので攻がなんとも影が薄かったというか受を支えるっていう素敵な感じでしたが、前半は受の為といいながらもすべて裏目に出ててなんだか可哀想でしたね。
ファンタジーなので楽しめました。
魔法を使えるっていう王国のお話なんだけれど、色んな属性があるんですよね。
そして瘴気の谷というところに住む、魔女を倒しに来た騎士団長が攻なんですが、倒したのはいいけれど、魔女の最後の魔法でやられてしまったんですよね。
それを助けたのがその魔女の養い子の受。
彼も魔女と同じくすべての属性を使いこなすことができるんだけれど、それは絶対に秘密にしておくっていう約束だったから攻には内緒にしてたんだけれど。
攻にしたらこんな危険なところに一人と山猫だけで置いていく事ができなくて一緒に王都に行こうと何度も誘うんだけれど、なかなかいい返事がもらえない。
受も行ってみたいな~っていう気持ちはあるけれど、昔いじめられた事がある王都にいくのは怖いって感じかな。
割りと天然なんですよね。あまり深く物事を考えてないというか、平和主義でもあります。
まぁなんせすごい魔法の持ち主ですからね、本気をだしたらどんなことでもできちゃいますからね。
受の為に王都に連れてきたのはいいけれど、どんどん受が可哀想な立場になってしまって攻もいいところがないというか、なんとも不憫でしたけれど。
なにより養い親のイーラが伝説の光の聖女だったってのがすごい!
- 関連記事
ここは記事下のフリースペースです
にほんブログ村