化け猫にゃんにゃん恋の船頭|真崎ひかる 絵師: 三池ろむこ
化け猫にゃんにゃん恋の船頭 (二見書房 シャレード文庫) 真崎ひかる 絵師: 三池ろむこ |
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挿絵:



【あらすじ】化け猫の勘太郎をその身に憑依させることのできる椎名。水難を予知する能力があるため地元では畏怖され、両親を亡くした彼は伯父の家で小間使いのようにこき使われていた。そんなある日、椎名は港に停泊中の大型船のオーナー・紀里谷に出会う。田舎の港には不似合いな都会的な大人の男。だが、こちらの警戒を一足飛びに超えてくる強引な紀里谷に勘太郎がなぜか懐き、椎名も普段ならしない船への忠告をしてしまう。しかし、紀里谷は気味悪がるどころか椎名を気に入り、「俺のところへ来い」と言い出して…。天性の猫たらし×化け猫憑きのシンデレララブ。
【感想】
猫つき!なかなか面白い設定で、猫のカンタと受の会話は楽しかった。攻は?というとなぜか読了があまり印象がないっていうかねぇ~。恋愛部分は割りとす~っと流れたというか流したというかカンタに持ってかれたといった方がいいかな。サクッと読了。
江戸時代から生きてる猫のカンタ。
受の一族は代々カンタから選ばれた人間が猫つきと呼ばれ昔は海の天候とか船の異常なんかを察知できたんです。
って言っても今の世の中最先端になってますからね。
気味悪がられてりしてかなり受が不憫だな~って感じ。
攻とは偶然出会うんだけれど、そんな受とカンタを引きとってくれた。
まだそこに恋愛の欠片すらなかったんだけれど、受の助言で助かったってことで。
まぁカンタも雄の三毛ってことで幸運の猫だって呼ばれるようになるし、幸せだよね~。
カンタと受の会話は面白かったです。
受はなんせ田舎育ちの贅沢な暮らしもさせてもらえなかったから、見るもの見るものすべてが初めてで可愛かったです。
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